なかなか面白い選曲だと思う。その期待通り、洗濯物を干していたメンゼルと義姉たちがマドンナ「Material Girl」を熱唱してくれるのだから、なんとも今風にしたって弾けきっている「シンデレラ」である。ここまでで開始24分なのだが、分かりやすくて聞き覚えがあるので入りやすい。また、女性が商売をするのは恥ずべきことという価値観が提示されるので、古い価値観との闘争あるいは融和もテーマかも知れない。主人公シンデレラの心情に重ねてカミラ・カベロ「Million To One」(ちょっとしつこい)。聴いたことのある曲がない、という人のほうが少ないのではないか。たぶんオリジナル曲(門番のラップ)を挟んでQueen「Somebody To Love」を、評判の悪い王子と聖歌隊&近衛兵らが熱唱。何より王子の妹という新キャラの個性が爆発しており、なかなか濃いメンツの仕上がり。恋に落ちる二人の親がどちらも、自分の価値観を子供に押し付けている点は共通している。物語は単に童話をなぞっておらず、人物像が変わっていて良い。・生活を楽にしたいがために価値観を歪めた継母・思ったより意地悪でもなく笑いを誘う義姉たち・自
もちろん「KILLING ME SOFTLY」は超名盤ですが、彼女の本質はこの1枚目と2枚目ですね。ニーナ・シモンはJAZZ側からソウルにアプローチしたのと反対に、彼女はJAZZフィーリングを感じさせるソウルで魅了します。後(FEEL LIKE MAKING LOVE以降)にソウル魂?のようなものが抜けてしまい、ブラコン流行路線になってしまったのは時代のせいとはいえ残念です。JAZZ的フィーリング感じさせるディープに歌い上げる歌唱方、JAZZのハスキーとは又違いほんの少し甘い声、魅力的です
裏社会 vs. 推理小説オタクのパンピー親父という構図。見て後悔とまではいきませんが、何かでリフレッシュしたくなる、そんなどんよりとした話。気楽に見て笑ってスッキリ見終える、そんなのとは無縁の重たく暗い内容。パンピー親父が”マイホームヒーロー”ってことは…殺人が正当化されてしまうんじゃないか、という嫌ぁな気がしてしまいますが、そうならないことを願いつつ、しばし静観したいと思います。本作を見てしまったおかげで気が滅入ってます。ドロドロとした惨劇が展開されそうなサスペンス感満載の1話でした
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