毎週、BSで観る克也さんは、海外情報量の豊富さ、若いミュージシャンへの温かいまなざし、80歳という年齢を全く感じさせない。克也さんの話を編集が書き起こした本だし。「警察だぁ~!」とか、まさにそれ(YMOの「増殖」、「SNAKEMAN SHOW [3]」です)。スネークマンショーのことも面白い。第3章は、「ベストヒットUSA」。懐かしく、味わいがある。・・・とはいえ、税込み2,640円って、高すぎるよ~!! 読みだして、最初はそう思った。協同企画(キョードー東京)との関係での海外ミュージシャンのスゴい逸話もいろいろ。同じ考えだったのは音楽雑誌の「ミュージック・マガジン」とも。でも、読み進めるうちに、そんなのどっか行った。この本は、洋楽の素晴らしさを、年齢を問わず少しでも興味を持ってほしいと思う克也さんの気持ちにあふれている。裏話たっぷりで興味深い。第2章ではラジオの世界に足を踏み入れる。70年代のアメリカでdope comedyとして有名だったチーチ&チョンも参考にしたと。克也さんにとってDJの師匠的存在の、ウルフマン・ジャックとチャーリー・トウーナー(ツナ)にも触れている。第1章はラジ
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